アクタス・大阪空港店
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Archive for 7月 6th, 2016
TECTA社 / あたたかいドイツの人たち ~前編~
date. 2016/07/06
みなさま、こんにちは。
あっつーい夏の訪れを実感するここ毎日。
室内のキンキンに冷えたクーラーと、屋外のうだるような暑さ。。
みなさま体調管理にはお気をつけ下さい。
今日は、みなさまにはお馴染みの、
アクタスのロングセラーモデル「M21ダイニングテーブル」や
「K22サイドテーブル」、「B20カンティレバーチェア」
などを製造しているドイツ「TECTA(テクタ)社」。
先月になりますが、アクタス限定品の買付け、
本年度末に開催予定のイベントの打ち合わせを兼ね行って参りましたので、
ミニレポートを前編・後編に分け書きたいと思います。
今回訪れたのは、東京本社のバイヤーと、
マーケティングチーム・チーフデザイナーと、
店舗メンバーの数名で、
羽田空港から片道おおよそ18時間かけ、ドイツの田舎町
「ローエンフォルデ」へ。ちなみに、Googleでも出てきません。。
到着して驚いたのは、街の周囲が豊かな自然に囲まれ、
すごーく、のどかなこと。
この緩やかな空気感の街中にTECTA社のオフィス / 工房 があります。
駅に着くと同時に、共同経営者のクリスチャン・ドレッシャーさんと
奥様であり、ミュージアム責任者のダニエラさんがお出迎えしてくださいました。
電車の中からパシャり。
昨年の11月に大阪へお越しいただいた以来でお元気そうで何より。
早速、車に乗せていただきTECTA社へ。
徐々に見えてくる真っ赤なミュージアム。
この「TECTA社」を率いるアクセル・ブロホイザー氏は、
バウハウス初代校長のヴァルター・グロピウスの婦人や、
生前のジャン・プルーヴェ氏などと親交があったのですが、
長年にわたって収集してきたバウハウスに関するコレクションが展示されている
「TECTAミュージアム」がとにかくすごい。
中に入って更に驚きました、、、
美術館にでも行かないと見れない貴重なものばかり。
あの、、20世紀に大活躍したジャンプルーヴェのヴィンテージや、
アルヴァ・アールトデザインのヴィンテージ、ジグザグチェアの
オリジナルなどオークションにでも出したら、一生遊んで暮らせる
ぐらいのモノたちが、こんなに状態良く展示されている。
泥棒に入られないのが不思議なぐらいです。
「ジャン・プルーヴェのプロトタイプ」
「ステファン・ヴェヴェルカ 構造への探求」
まさに、バウハウスの「最後の目撃者」と呼ぶにふさわしい人物です。
実際、「TECTA社」のデザインスピリットを熱く語るブロホイザー氏からは、
バウハウスと彼自身のデザイン哲学への信念をひしひしと感じることができました。
そして、私たちを歓迎してくださったTECTA社の方々へ日本より
お土産を持って行きました。
創業者 アクセル・ブロホイザー氏には「凧」を。
「クール」と言っていただけました。
共同経営者 クリスチャン・ドレッシャー氏には、宇治抹茶味 Kit Katを。
奥様 ダニエラさんには、陶器製のうさぎの鈴を。
すごく喜んで頂けました。
工房でも、みなさま手作業でひとつひとつ心を込め手で組み立て
世界中のTECTAの家具をお待ちの方へ出荷されています。
そして、急遽日本から私たちが来ることを知って
駆けつけて下さった、デザイナーの方も一緒にこの日は時間を過ごしました。
TECTA社の皆様は、本当に優しくあたたかい方たちばかりでした。
もっともっと沢山紹介させて頂きたいところですが、
今回はここまで。
また、オフィスや社屋・工房の様子は「後編」で。
すでにTECTA社の家具をお持ちの方も、
これから、欲しいなーなんてお考えの方も、
是非楽しみに「後編」もお待ちいただければと思います。
「~後編~ TECTA社 / 内部に潜入!!レポート」は、8月予定です。乞うご期待です!
また、現在7/18まで開催中のSUMMER SALEにて
「M21ダイニングテーブル」などがお求めやすくなっています。
是非この機会にお越しくださいませ。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
スタッフM